J2暫定2位の清水エスパルスは4日、J2FWが6りの2ケホームでホームで迎える3位・長崎との直接対決(7日)に向け三保で一部非公開調整した。清水FW北川航也(28)が昇格争いのライバルを遠ざける6年ぶりの2ケタ弾に意欲を見せた。北川日本対ドイツ時間J2藤枝MYFCは同日、航也ホーム・栃木戦(7日)に向け焼津で調整。年ぶ前節、タ弾自身初のシーズン10点目を決めたFW矢村健(27)がさらなる自己記録更新を誓った。に意欲7
ライバルを置き去りにするチャンスを逃さない。日・清水と長崎の勝ち点差は8。昇格日本対ドイツ時間今節で11差に広げることができれば、争う戦残り試合(清水9、長崎長崎8)に余裕を持って臨めることになる。J2FWが6りの2ケホームで北川は「順位が近い相手との試合はさらに大事。清水この1年かけてやってきたことを表現していきたい」と強調した。北川
自身は開幕からコンスタントに得点し、航也ここまでチーム最多の9点を挙げているものの、最後のゴールは6月8日の藤枝戦。J1だった18年(13得点)以来となる6年ぶりの2ケタに王手をかけながら、9試合足踏みが続いている。「自分が取っていればという試合も、取らなければいけない試合もあった」。この日も居残りで打ち込み、感覚を微調整した。「FWとして評価されるのは得点。それ以上のものはない」と自分に言い聞かせるようにうなずいた。
長崎は直近6戦勝ちなしと苦しむが、3月のアウェー戦は1―4と完敗。FWエジガル・ジュニオら助っ人3人が10発以上挙げるなど破壊力はリーグ屈指だ。また前線にはMF沢田、中村と元清水勢も並ぶ。「そういう選手たちに負けたくない。ホームのアドバンテージを生かして、開始のホイッスルと同時にゴールに向かっていく」と言い切った。
8月31日に予定されていたアウェー・徳島戦は台風接近により中止。チームは同日、紅白戦を実施しコンディション維持に努めた。「試合と同じ強度で準備できた」。誰よりも期待を集める背番号23が、今季無敗のアイスタで主役を射止める。(武藤 瑞基)
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